あの日の決断,不思議なコミュニティーに…:シドニーワーホリ体験談

とある不思議なコミュニティの人々との出会い…

ワーキングホリデーでオーストラリア:シドニーを訪れてから1ヵ月半ほど経った頃、私はふと立ち寄った公園であるコミュニティーの人々と出会いました。彼女たちは、キリスト教徒ではないものの、聖書に書かれている生活を実践している人たちでした。
始め、ホームステイ先のお母さんにも「怪しいから付き合うのはやめておいたほうが良いよ」と言われていましたが、公園で出会った時の穏やかな雰囲気が忘れられず、暫くしてから連絡を交換し、彼らの家に遊びに行くことになりました。
そこで彼らは、3組の家族、未婚の男女合わせて20人くらいで生活をしていました。男性はペンキ屋さんなどをして働きに出て、女性は家事に従事しています。子供たちは学校へは行かず、ホームスクールと称して、そこの比較的若い人たちが算数、国語のようなものを教え、理科、社会、家庭科、体育などは、日々の生活で自然に学ぶという形で生活していました。

 

興味が湧いたので、遊びに行ってみることに!

彼らはとても穏やかで、優しく、誰に対しても思いやりを持った人たちでした。遊びに行ったのは金曜日、その日は聖書によれば「安息日」といわれる日でした。そのお祝いの会は、まず飲み物から始まり、次にサラダやクラッカーなどをつまみながらメインの料理を待ちます。 この日のメインはチキンソテーに野菜の炒め煮のようなものが添えられていました。キャンドルのほのかな明かりの中、ギターを弾いて歌ったり、おしゃべりをしたりして過ごす時間は、私がそれまでに過ごしたことのない穏やかでゆったりとした時間でした。それから私は毎週金曜日には彼らの家に遊びに行くようになりました。

 

あの日の決断は大きな自信に…

日本では、海外でよく日本人が事故や事件に巻き込まれるニュースを耳にしますが、それを恐れて何もしないのはもったいないと思います。もちろん、備えは大切です。私も、彼らの家に遊びに行く時は、ワーキングホリデーの仲介業者やホームステイ先の家族に伝えており、お腹にパスポートと最低限の現金を隠して、いつでも逃げられる準備はしていました。
しかし、思い切って行動を起こしたおかげで、日本に帰ってから15年経った今でも彼らとの交流は続いています。 何かを恐れて何も行動しないより、ある程度大胆に行動したあの日の決断は今の私にとても大きな自信を与えてくれました。

ハートフル3さん 渡航先:オーストラリア,シドニー 2000年


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