ハンガリーで本当に学べたことは…ブダペスト語学留学体験談

ブダペストへハンガリー語取得のために留学へ!

私は2005年の夏から1年間、東ヨーロッパの小国・ハンガリーの首都ブダペストへ、ハンガリー語習得のために留学をしました。ハンガリーでは観光地以外では英語もあまり通じないし、地方へ行くと日本人は珍しがられるので、街で話しかけられたりすることもよくあり、日本では味わえない新鮮な日々を過ごしました。

 

ハンガリー語習得以上に学べたことは…

そんな中で、私が留学して特に良かったと思うこと。それは、語学学校のクラスで、いろいろな外国の人たちと知り合えたことです。10人程のクラスでしたが、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、インド、オーストラリアや東欧諸国など、様々な国籍の人がいて、毎日ハンガリー語でコミュニケーションをとるのです。面白いことに、授業中でも休み時間でも、みんなどんどん発言をします。「自分の国では、こうだよ」「僕の国は違うよ」と、自国の話を我先にと話し出す彼らの姿を見て、ああ、日本人に足りないこと、私がここで学ぶべきなのは、語学より何より、こういう姿勢なのだ…と思ったことが、いちばん印象的で、今でも自分の財産になっている価値観のひとつだと思います。
その時私は、日本のことを上手く話せませんでした。それどころか、そもそも日本ではどうなのか、わからないことが多かったのです。外国では、若者1人1人が自国についての知識や自分の意見をしっかり持っていて、議論する習慣もあります。外国語を使う時も、文法や語彙は2の次で、どれだけ自分の言いたいことをたくさん伝えられるか、ということの方がずっと大切です。日本ではどうでしょう?歴史の話、政治の話、自分の住む町の人口、聞かれてすぐに「日本ではこうだよ」と言える人がどれだけいるでしょうか。また、知識があっても、またどれだけ日本で長く外国語を勉強していても、いざ話す時は間違いや文法的な正しさを気にしすぎて、いつまでも会話ができない日本人がほとんどです。

 

自身の一生の中で本当に特別な時間

昨今のグローバル化の中で、外国語を習得することはとても重要です。勉強だけなら日本国内でもできるかもしれませんが、なにより、日本人以外のいろいろな国の人と出会い、話し、友人をたくさん作ることで、日本では学べない、本当の意味でグローバルな価値観を身につけることができると思います。それだけでなく、私にとって、この留学を通してできた友人たちは一生の宝物だし、自身の一生の中で、本当に特別な時間を過ごすことができました。これからの時代、たくさんの人たちに留学を経験してもらいたいし、そうやって日本と世界とをつなぐ人たちが増えていってくれたらと願っています。

マチカさん 留学先:ハンガリー、ブダペスト 2005年8月~2006年8月


スポンサーリンク

無料でたくさんのワーホリ情報をゲット!

>>ワーキングホリデー,留学の無料パンフレットを取り寄せてみた

ワーホリ・留学には特にオススメな英語学習法

>>映画で英語学習!ワーホリ帰国者が語る3つのオススメな理由とは

ワーホリから帰ってきた時にお金がある喜び

>>ホテルや安宿を予約するだけで、1000円もらえるお得な方法?!





スポンサーリンク

コメントを残す

CAPTCHA


サブコンテンツ

このページの先頭へ