素敵な出会いと別れ,そして…アイルランド語学留学体験談

いつも仲良くしていた中国人留学生の女の子

アイルランドでの語学留学では、周囲にほとんど日本人がおらず、同じクラスの中国の人と仲良くなりました。

彼女は私より英語も上手な上、同じ語学学校に中国から来た人がたくさんいたので、私よりも近所の色々な情報も知っていました。

クラスで街頭インタビューに出て現地の人に話を聞かなくてはいけない時も、「あっちに行ったら地元の人がいっぱいいるよ!」などと率先してくれてとても助かりました。

 

別れの日、空港にて彼女が来るのを待つが・・・

残念なことは、彼女が来て1週間ほどで私は帰国することになったことです。
最後のレッスンの日に、一緒に撮った写真などを現像したら是非送って(まだデジカメを持っていなくて、メールで送るということも一般的ではありませんでしたので)、と言われ住所を交換しました。

一緒に過ごしたのは短期間であっても、私にとってはほぼ初めて親しくなれた外国人の友達だったのでとても嬉しかったです。

私は結局英語が堪能にはなりませんでしたが、ダブリン空港出発の時間を聞かれて、「見送りに行くね」と言われたとわかり、明日の出発前にもう1度さよならを言えることを楽しみにしてその日は別れました。

帰国当日。朝起きた時から猛烈な頭痛に悩まされた私はどうにかスーツケースに荷物を詰め込み、空港に到着しましたが、出発ロビーに行くからね、と言っていた彼女の姿は見えませんでした。

私は発熱している自分の体に鞭打ち、どうにか荷物を預けた後、しばらくベンチに座っていましたが悪寒がしてきました。

昨日話していた「空港に見送りに行くね」と言う約束の言葉も、私の英語のつたなさから気のせいだったような気がしてきました。

そしてもうそのままゲートに入ってしまいました。

日本への飛行機に乗っている間、高熱でうなされるような気分の悪さと、やさしい雰囲気の彼女に最後会えなかったことがさみしくて、辛いフライトでした。

 

後日、事実が発覚!10年以上経た今でも交流は続いています

後日、こちらから写真を送る前に彼女から手紙が来ました。私の帰国の日、空港に行ったけど私のことを見つけられなかったことを謝る文章でした

彼女は来てくれていたんだ!申し訳なくて、でもどうにもできなかったあの時の体調を恨みましたが、事情を書き、ごめんね、と書き送りました。

その後も彼女とは時々ながら文通が続き、「結婚する時にはできれば中国に来れないか」、とまで言ってくれました。

海外で得た友達と、こんなに長く友情が続くとは奇跡的なことだと感じますし、メールやSNSの発展した現在をありがたく感じています。

kariyoさん 渡航時期:2001年冬 渡航先:アイルランド ダブリン


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