会社を辞め20代最後のチャンスで!スペインセビージャ語学留学体験談

会社を退職！20代最後のチャンスとスペイン留学を決意！

27歳で勤めていた会社を退職してスペインのセビージャに長期語学留学へ行きました。語学学校での最初のレベルチェックでは、長年の教科書上での勉強のかいがあって中級手前くらいのレベル判定でした。しかし、実際にクラスに出てみると全くと言っていいほど理解できませんでした。学校側にお願いして基礎クラスに変えてもらうと、授業内容は簡単でしたが説明や会話を理解するには丁度よく勉強も捗りました。

 

自国の政治についてもしっかり語り合える他国の若者たち

夏に留学を始めたのですが、夏は欧米もバケーション中で学生の留学生がとても多いです。語学学校で開催されるイベントも若い学生が多く、少々テンションが高いかもしれません。また、出身地が同じ人たちがクラスに多くいると、その人たちの言葉がクラス中に飛び交うこともあり、スペイン語よりドイツ語のほうがたくさん聞こえてきた日々もありました。もちろん、皆スペイン語に慣れるのも早いので慣れてくるとスペイン語を使うようになっていました。驚いたのは、若い学生でも自分の国の政治や経済についてきちんと意見を持っていることでした。27歳で社会人経験もあったわたしですが、みなと語り合えるほどの知識がなかったため、スペインで日本のことをインターネットで調べていました。

 

スペイン留学で感じた生きることへのすばらしさ

住居は学校の仲介で、現地人がオーナーのピソ(アパート,マンション)にしました。ホームステイのように世話をしてもらうわけではなく、炊事洗濯を全て自分で行います。もちろん、オーナーと親睦をはかることもできます。わたしは、リビングで一緒にサッカー観戦をしたり、テレビを観たり、オーナーが友人を招いてゲームをしているところに加わったりと学校以外でもスペイン語の勉強ができました。長期滞在だったため、銀行に口座を作りに行ったのですがよくわからないまま保険を勧められて、ピソに持ち帰ったら、心配したオーナーが後日銀行に一緒に行ってくれました。滞在中はスペイン内の別地方や近隣国に旅行にも行きました。ヨーロッパは飛行機や列車が安くとても動きやすかったです。スペイン人の文化に触れて、わたしはとてもおおらかになりました。楽しく生きることの大切さや素晴らしさを体感できたからだと思います。

まりやーのさん　留学先：スペイン、セビージャ　2010年

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